四国九州⑤

今日は特に観光地ミッションはない。大分に着けばそれでよい。

二の丸庭園が気になったので、再び松山城に向かった。

ロープウェイで登り、再び城を見学した後、徒歩で城を降りる。

二の丸には平らな土地が多く確保できるため、大きな屋敷がある。

さすがに残っていないが、建物配置を池で再現していた。スズメバチがおり、何度も逃げ回った。

真ん中に大きな穴が空いており、何かと思えば大井戸だという。

城下の公園は城山公園という。たしかに城の山には違いない。長野市にも、善光寺の隣に城山公園、城山小学校がある。これは、横山城という城がかつてあったことに基づくのだろう。

城山公園の美術館で海洋堂展をやっていたので入ってみた。海洋堂はもともとプラモ屋だったのが、一代で造形メーカーになったのだという。

仏像フィギュア。

とあるのフィギュア。

11:41発の八幡浜行きに乗る。「愛ある伊予灘線」沿線の下灘駅を見てみたかったためだ。どこに愛があるのかはよくわからないが。

またしてもアンパンマン列車に出会ってしまった。

プロ野球にも使われることがある、坊っちゃんドーム。

灘駅停車時の車窓。乗客の8割くらいがここで降りて行った。当初下灘を経由するつもりなく切符を買ったので、降りることができない。ホームは線路(単線)の山側にあるので、車内からはホームを含んだ構図の写真を撮ることができない。

八幡浜に着いた。港まで2キロあるのでバスを使おうと思っていたが、接続が良すぎるらしく、駅を見てまわっていたらすでに発車していた。

歩きを余儀なくされたので歩いていると、地元のスーパーがあった。筆者は地元のスーパーが好きである。それぞれの風土が現れるためだ。八幡浜産の聞いたことのない魚が並んでおり、大変面白かった。

港に着くと、マルシェに100種類くらいのみかんジュースが置いてあったので9本買い、自宅に発送した。

港に到着すると20分後に船が出るとのことだったので、2等の乗船券(3200円)を買い、乗り込んだ。中はかなりゴージャスで、2等でも十分満足だった。

これらすべて2等客室である。十分すぎる。

筆者は下から2番目のタイプのスペースを利用した。

誰も乗ってこなかった。

ふと、ここでストリートビューを使ったらどうなるか気になった。

「ここから船で何分かかるか」表示してくれているようだ。海の上を歩けと言われるかと思ったが、さすがGoogle

2時間強で臼杵港に着いた。

臼杵駅まで歩いていると、城址があったので寄った。

臼杵城らしい。すごいところに建っている。

みるみる暗くなってしまった。臼杵駅には磨崖仏のレプリカがある。

30分後まで電車が来ないということで待っていると、隣の臼杵高校の生徒だろうか、高校生がたくさんやって来た。多くが1駅2駅で降りて行った。

高校生の電車通学は知らない世界だ…

大分駅に着いたので、大分名物の鶏天と団子汁を食した。

スーパーみたいなものが併設されており、すでに寿司が半額だったので、好物のカンパチ握りを購入した。…昔は寿司だった。これはレジ袋の形状が悪い。

快活に着いた。シャワーはあるが、タオルが購入制だった。筆者のようにタオルを持っていない客はタオルを持ち歩けない事情があるので、せめてレンタルにして欲しい。

明日はブログの師匠に大分を案内してもらう。