旅行2日目。8時30分くらいに三ヶ日駅に着く。みかんで有名な三ヶ日だが、駅前は割と閑散としている。

駅名標はみかん。

レンタサイクルを借りて、5分ほどかけて浜北惣社神明宮に向かう。これはいわゆる総社ではなく、元は別の神を祀っていたものを天照大御神を祀るようになったものらしい。

確かに神殿が古風な建築で、古代史の人間としては面白かった。

拝殿の傍から本殿を拝することができたのが良い。建築年代は明記されていなかった(それともわからないのだろうか)が、重要文化財らしい。

帰り際に、紙垂が1つだけ揺れていた。歓迎してくれているのだろうか。
そこから自転車でさらに5分北上すると、今回の旅の目的地、摩訶耶寺がある。

開創1300年記念ということは、まさに筆者の専門とする奈良時代、726年に創建されたということになる。建物は江戸時代、今回の本尊は鎌倉時代の作だが、庭園が日本最古級のものらしかった。

本堂には回向柱が立つ。なお、長野県民たるもの回向柱と御柱は間違えないようにしたい。

本尊(それどころか堂内全て)はなんと撮影可能だった。

本堂内を、それも秘仏を撮影できるというのはあまり聞いたことがない。まあもっとも、なぜ堂内を撮影してはいけないのかということから考えなければなるまいが、書いていたら長くなったので別記事に回します。
なお、左右の閉じている宮殿(ぐうでん)は曼荼羅を収めていて、新しい作だが基本的に公開しないらしい。元は宝物館にある千手観音と不動明王があったらしいが、聖観音の脇侍に千手観音を配するのは聞いた事がなく、造像年代も違うのでそれぞれ由緒が異なる仏なのだろう。


それよりも、本尊の前に五大明王がいる方が珍しい。
三ヶ日を出て、金指に向かう。これもレンタサイクルを借りて、まずは龍潭寺に向かった。

昨日発売のスンスンがまだセブンに残ってて神だった。

さて、龍潭寺は井伊直虎で知られる井伊家の菩提寺らしく、奥には霊屋もあった。宗派はさすが武家らしく臨済宗。小堀遠州の作事と言われる庭が有名である。

本尊は虚空蔵菩薩で秘仏、前立ちに釈迦如来だった。本尊と前立ちが違うこと、臨済宗寺院の本尊が虚空蔵菩薩であること、虚空蔵菩薩が秘仏であること、全てが珍しい。
ところで、拝観料を払う際に「お二人様ですか?」って聞かれたんだけどなんで?近くに他の観光客もいなかったし、怖。
次に向かったのが渭伊神社である。これは古代からある神社だが、目的は社殿というよりもその奥、磐座である。磐座とは、原始から行われた自然信仰の一環で、大きな岩には神が宿るというアミニズム的思考に由来する。沖ノ島が有名だが全国に磐座はある。


渭伊神社の裏山を少し上ったところにある磐座は天日磐座遺跡といい、実際に古墳時代~平安時代の祭祀遺物が発掘されているらしい。

そこから自転車で15分、竜ヶ岩洞に向かう。

「銀座」?
最後の坂に心が折れたので歩いて登る。登ったところで老夫婦とすれ違い、「自転車?すごいわねえ」「25歳?もっと若く見えるわねえ」などという感想をいただいた。
最近、自分が若いのだか若くないのだかよくわからなくなってきた今日この頃である。

この洞窟は、もとは採石場だったところに戸田貞雄という人物が開発を行い、開通させたものらしい。開発時74歳。虫とかいたらいやだなあとかしょうもないこと思っていてすみません

中はめちゃくちゃ広い。説明は、「こんな形に見える鍾乳石」という意味だが「28 黄金の大滝」はガチの滝。

平日ということもあって、前後になかなか人がおらず怖い。前の方に人がいるかなーと思ったら水の音だったりする。水の音も反響して人の声みたいに聞こえるし。

でも洞内は綺麗。



金指駅に戻り、遠州鉄道を経由して浜松城に向かう。遠州鉄道は新浜松(JR浜松駅近く)~西鹿島(天竜浜名湖鉄道と接続)を結ぶ電車で、それなりに都会を走るが、乗務員(駅員ではなく)が降車時に切符を確認するオペレーションでびっくりした。まあ地元密着型鉄道なのでそれでも良い気がするが。

地元密着型鉄道なので観光地へのアクセスはあまりよくなく、「遠州病院」駅から徒歩15分程度で浜松城に着く。近くには浜松市役所があり、城を建てるような土地には官公庁が集まるよな、という実感を新たにする。

浜松城は石垣が元の姿を留めていて、軍事的な防御施設であることを窺えて面白い。
天守も櫓門も、駿府城と同じく残念ながら観光用の復元だったが、駿府城のように天守台が破壊されていなかったので、天守の形がよくわかって面白い。

さて、この時点で16:00。実は18:00からバンテリンドームナゴヤで行われる中日ドラゴンズの試合のチケットを取っている。新幹線なら間に合う、在来線なら2500円を浮かせられる代わりに1時間遅れる...

新幹線を取った。17:45にバンテリンドームに着弾。

今日の席はライト外野ドラゴンズ応援席。外野席は立って応援する席で、リセールとにらめっこしてなんとか手に入れた。なぜそこまでしてドラゴンズのチケットを取るかというと、応援歌がかっこいいからだ。一度、大声でドラゴンズの応援歌を歌ってみたい。それだけの理由で、浜松から名古屋に向かい、名古屋から直帰するのである。

ドアラは何を考えているかわからない目がかわいい。タオルを買った。

「けっこう勝ってるじゃーん」と思ったら空席状況だった。それは×であれ。

増えていくドアラ(中日ドラゴンズ公式マスコット)。

クローザー松山晋也。

途中長いイニングがあったので試合の最後まではみれずに帰宅。細川・石川の応援歌と「打ち砕け」を歌えたので大満足。次は東京ドームのドラゴンズビジター応援席に行ってみようかな。



















































































南浦和で武蔵野線に乗り換えること約30分、府中本町駅に到着する(早い!)。ちなみに、これが筆者の初武蔵野線であったが、5月にベルーナドーム3連戦に全通したときに使ったので(1勝2敗)、嫌いな路線になってしまった。
















































